英語

技術の英語【populate】の訳語には「登録する」が使えるよ!

データベースにデータを登録

 

今のいま。

技術関係の翻訳作業をしていて動詞 populate の訳語でちょい詰まってしまった方。

データベースのテーブルに「値を入れる」とか、エクセルシートのセルに「データを入力する」という文脈なら、「登録する」という訳語が使えます。他に入力する追加する投入するとか、単に(データを)入れるでもOKです。

あ!それだ。それでイケる!

納期が目前に迫っているあなた様はただちに翻訳作業におもどりください。

いや別に急いでない。そういう方はぜひ最後まで読んでみてね。役に立つかもしれないから。

 

動詞 populate のもともとの意味は、人がある地域に住む、あるいは人をある地域に住まわせるです。名詞 population人口を意味することを考えれば理解しやすいですね。

These areas are mainly populated by farmers.
この地域の住人は主に農業従事者だ。

NYC is one of the most densely populated cities in the world.
ニューヨーク市は世界有数の人口密集都市です。

また、最近の辞書には「コンピュータ用語」として、「データベースなどに情報を追加する」という意味が載っています。英辞郎にも「(データベースなどにデータを) 追加する・投入する」という定義があります。

さて。翻訳する際の訳語ですが、英和辞典にあるように(データを)追加する・投入する・入力するを使ってもよいのですが、管理人は主に「登録する」という言葉を使っています。

エンジニアやプログラマのミーティングで通訳につくと、皆さんしばしば「データベースに登録する」という表現をお使いになるのです。一度、「データベースのテーブルにデータを入れるという理解でよろしいですか?」とうかがったところ、よろしいとのことでしたので、当初は「登録する」の訳語として add とか fill in を使っていました。さすがに register はないだろうと思いましたので。

すると相手方(英語の話者)が同じ内容を話すのに populate という動詞を使っているではありませんか。

あーそうなのですね。データをあるべきところに居住させるのですね。

よーく分かりました。

機会があったのでエンジニアの方に、「データベースに登録する」というとき、あちらの方々は populate という動詞をお使いのようですよ、と申し上げました。

するとエンジニアの方は。「おーなるほど。エクセルシートのセルをデータで埋めていく感じが出てますね」

以来、管理人はこの文脈での populate の訳語に「登録」を使用するようになりました。

こんな感じです。

How can I populate my database with test data?
データベースにテストデータを登録する方法を教えてください。

After creating your table, you need to populate it.
テーブルを作成したら、データを登録してください。

そして日本語から英語に訳すときも、もう訳語で迷ったりしません。データをデータベースに入れるときは populate を使えばいいんですよ、みなさん。

 

ちょっとテンション高かったですね。おつかれさまでした。