英語

【英語の学び直し】始める前に確認したい3つのポイント

SET GOALSの道路標識

 

やっぱり英語ができるようになりたい! でもいったいどこから手を付ければいいのかな。単語帳とか文法書とか、辞書とかアプリとか。事前に買いそろえるべきものはあるんだろうか?

この記事では、しばらく英語から遠ざかっていた社会人が英語学習に復帰するとき、 これだけは事前に考えておいたほうがいいよという3つのポイントについてお話します。

結論から言っちゃいますと、学び直しの前に考えておきたい3つのポイントは、実は拍子抜けするほど当たり前のことです。

その一、目標を立てる
その二、現在の語彙力を把握する
その三、現在の文法力を把握する

 

▷ 英語を勉強して何がしたいのか?

英語ができるようになりたい。それはなぜですか?

この理由を考えることは英語学習にとってとても大切です。別の言い方をするなら目標を立てることです。英語で言うところの GOAL です。

行き先が決まらなければ最初の一歩を正しく踏み出せません。

誰も目的地を決めずに電車やバスに乗りません。適当に乗って、あちこちうろうろしても、時間を消費するばかりでどこにも行けない。

英語も同じです。学習プランを練るにしても、教材を選ぶにしても、学習の目的や目標が不明確では適切な意志決定ができません。

そして、できるだけ具体的な目標が望ましい。

例えば、日常英会話ができるようになりたい。これはちょっとざっくりしすぎ。日常英会話ができるようになったら具体的に何をしたいのでしょう。

海外旅行に行く。留学する。ホストファミリーとして留学生を迎え入れる。SNS に英語で投稿する。英語で本を読む。などなど。

TOEIC に挑戦したい! これももう少し具体的にできそうですね。スコアの100点アップを達成するとか、900点台を目指すとか。

まずは行き先を決めることです。

▷ 今現在の語彙力はどのくらい?

行き先を決めたら現在位置の確認です。

英語の語彙力はどうでしょう。今現在、どのくらいの英単語を持っていますか?

高校までに習う単語は3,000語、大学受験に必要な単語は4,000語から6,000語だそうです。中学や高校、あるいは大学を卒業し、一定の年月が経ち、さて、このうちどのくらいの単語を今も持ち続けているでしょう。

語彙力に見合った学習方法や教材を選ばなければ上達するものもしません。適切な学習プランを作るためにも、今現在の語彙力をしっかり把握しておくことはとても大切です。

ひとくちに語彙力と言っても、見て意味が分かるだけの単語 (passive vocabulary) もあれば、読み書きまたは会話の中で瞬時に使える単語 (active vocabulary) もあります。

現在の語彙力を判断するための単語帳と、今後を見据えたボキャブラリービルディングのための教材は分けて考えたほうがよいかもしれませんね。

おすすめの単語帳をいくつか。

覚えている単語と忘れてしまった単語を整理して、忘れてしまった単語をもう一度記憶に入れ直す作業には、単語と意味を並べただけの従来的な単語帳が向いているかもしれません。

管理人は「英単語ターゲット1900」または「システム英単語」が使いやすいと思います。

TOEIC L&R TEST 出る単特急金のセンテンス」はフレーズ単位で穴埋め問題形式を採用しています。能動的な関わりが必要な分、眠くならないかもしれません。でもせっかく載ってる例文がいまいち使えない。と個人的には残念に思っています。人によっては使いやすいかもしれないのでちょっと見てみる価値ありです。

次に、ボキャブラリービルディング向けの単語教材。

イチオシは「DUO 3.0」です。「見出し語」ではなく「見出し英文」560本からなる単語帳です。英文は単なるフレーズではなく、1~2行の短いセンテンスです。このセンテンスの中で使われている単語を学習するスタイルです。英文と日本語訳が程よく離れているところがとても良い。ほんとうによくできています。

DUO 3.0 / CD復習用」は別売りですが、こちらもおすすめです。

速読英単語 必修編 改定第7版」も同じく例文ベースの単語帳ですが、こちらの例文は100ワードから200ワード程度とちょい長めです。「毎日決まった字数の英文を読む」習慣作りにはとても良い教材です。

英語を英語で理解する英英英単語~English vocabulary explained in English」はその名の通り、英単語を英語で説明しています。日本語訳は最小限。見出し語、定義、同意語、反意語、用例がワンセットになっています。英英辞書を使ってみたいけど全部英語はやっぱり尻込みしてしまう。そういう人におすすめの単語教材です。

▷ 基本的な英文法は頭に入っている?

語彙力と同じく、文法の理解度についてもチェックしておいたほうが良いでしょう。

文法なんてどーでもいい!という人がたまにいますが、どーでもいいわけありませんよー。英語を使うには、英語を使うための最低限のルールを知っておかなければなりません。

サッカーだって野球だって同じです。将棋もチェスも麻雀も、ルールを知らなければプレイできません。

英語のルールの基本の基本は「単語の並べ方」です。

文型に加えて、時制(現在とか過去とか未来とか)についても、しっかりおさらいしておきたいところです。

もう一度言います。文法はどうでもよくありません。文法無視して、単語だけテキトーに並べて、通じてるからいいじゃん。通じてないかもですよ。

それに。文法を無視した英語は聞く人にたいへんな努力と忍耐を強いるのです。コミュニケーションには相手があります。相手を大事にすることは、良いコミュニケーションの基本だと管理人的には思うのでした。

持っておきたい文法書は?

私のお仕事の7割は翻訳なのですが、そのお仕事に使っている神のような文法書が「English Grammar in Use」です。シリーズ物なんですが、私が持ってるのは青いやつです。

英語で書かれた文法書なので全編英語です。でも難しい日本語で難しく説明されるより、英語だけどめちゃくちゃ簡単に説明してくれるほうが何倍もありたがいですよ。ちょっと敷居が高いなんて言ってないで、使ってみてください!

日本語で書かれた文法書としては、やっぱり「一億人の英文法」でしょうか。用例中心の説明でとても分かりやすく書かれています。例文も「親なら誰でも子のために最良を選ぶ」みたいなまじめなやつから「犬におしっこひっかけられた」のようなプッと吹き出してしまうものもあって、楽しいです。

 

▷ まとめ

英語学習の第一歩は適切な目標を立てることだよ!
効果的な学習方法や教材を選ぶには、現在の自分の英語力を把握することが重要だよ!
現在の英語力に見合った教材を選ぼうね。たくさん持っている必要はありません。とっかえひっかえはしないほうがいいよ!

 

思ったより長くなってしまいました。おつかれさま。

ちゃんと目標立てようね。