英語

ネイティブの会話によく出てくるよ!【Having said that】はどんな意味?

A man saying "Having said that"

 

この記事では Having said thatThat said についてお話します。

講演やプレゼンの通訳にでかけると、ほぼ毎回出てくる表現です。日常的な会話でも頻繁に使われます。

どういう意味かと言うと。

たった今述べたことと、これから言うことが反対の内容、矛盾する内容であるときに、ふたつをつなぐために用いる表現で、多くの場合「そうは言いましたが」とか「とはいえ」とか「その一方で」のような訳語が充てられます。

文法的には transitional words/phrases と言います。「転換語」と呼ぶこともあります。

オーディエンスに対して「これから今言ったこととは逆のことを言うよ」というシグナルになるフレーズです。

通訳者や翻訳者にとっては話の展開を予想する手かがりになるため、たいへんありがたいレトリックです。

論文などを書く際も、transitional phrases を効果的に使えば、読み手にわかりやすい文章になるうえ、ちょっとかっこいいです。ワンランクアップした感じ?

いくつか例文を。

I think they’ve done a great job. Having said that, there’s still room for improvement.
「彼らは良い仕事をしてくれた。とは言うものの、まだ改善の余地はある」

That’s an expensive restaurant. Having said that, they’re worth the price. You can enjoy great food, first-class service and a fantastic view.
「あそこは高級レストランだよ。とはいえ、値段に見合う価値はある。料理もサービスも景色も最高だ」

Having said that や That said はこれまでと反対のことを述べる逆接の転換語ですが、「同様に」とか「さらに言うとね」とか「別の言い方をするよ」などの順接の転換語もあります。こちらについてはまたの機会にお話させてください。

それではまた。ごきげんよう。