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覚えておきたいビジネス英語!【hands-on manager】はどんなマネジャー?

ノートパソコンのキーボードをたたく手指

 

最近のお仕事で、こんな英語に出くわしました。

It’s a little more hands-on role, not really intended for C-level executives.

hands-on role というのは「現場に近い役割や仕事」のことです。英文全体では、「求められている職務はもうちょっと実務的で、Cの付くえらい人たち(CEOとかCOOとかCFOとか)向けではない」という内容です。

hands-on manager はどんなマネジャー?

hands-on には大きく分けて2つの使い方があります。

まずは「管理職の人」を形容するケース。Macmillan Dictionary ではこんなふうに説明しています。

a hands-on person is involved in something and does not let other people do all the work and make all the decisions

hands-on person は積極関与型の人。仕事や意志決定を他人に丸投げしたりしない人。

実際の英語ではよく、hands-on manager のような言い回しを使います。現場で陣頭指揮を執る管理職、部下といっしょになって仕事をする上司は hands-on manager です。また、そのような管理手法は hands-on management です。

反対に、細かいことは部下に任せる上司を hands-off boss と言います。hands-on 同様、hands-off managerhands-off management のような言い回しも使われます。

ウェブでこんな文章を見つけました。

Having a hands-off manager can be a double-edged sword. On one hand, these bosses give employees considerable initiative and empowerment. On the other hand, they can sometimes be so removed from the action that they’re unable to intervene when needed…

hands-off タイプの上司は両刃の剣かもしれない。現場に大きな権限と主導権を与えてくれる一方、業務から乖離しすぎていざというとき必要な介入を行えない恐れがある。
>>https://hbr.org/2014/12/dealing-with-a-hands-off-boss

hands-on タイプの上司は「現場で部下といっしょに汗をかく」と言えばポジティブに聞こえますが、「手も口も出しすぎ」と解釈することもでき、こちらもやっぱり両刃の剣と言えるかもしれませんね。

hands-on training はどんなトレーニング?

さて。hands-on のもうひとつの使い方。こちらは人ではないものを形容します。Macmillan の説明を見てみましょう。

hands-on experience or training involves you doing something rather than just reading about it or watching other people do it

本で読んだり、誰かにやって見せてもらうのではなく、自分自身でやってみる、実体験を伴うのが hands-on experience であり、hands-on training である。

例文をふたつほど。

We need someone with more hands-on experience.
「もっと実践的な経験を積んだ人材が必要だ」

Hands-on training gives you the opportunity to put your knowledge to use in real-world situations.
「ハンズオントレーニングのメリットは、実際に起こりうる状況で自分たちの知識を応用できることだ」

experience と training のほか、hands-on example(s) という表現もよく使われます。「実例」のことですね。

 

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